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さっちゃんは、なぜ死んだのか?
サッチャンハナゼシンダノカ
- 著: 真梨 幸子

ホームレスの女性が、公園で殺害されているのが発見された。犯人も動機も不明。彼女はなぜ、殺されたのか? 事件に興味をもったフリーターの女性が、不思議な縁で、被害者の人生に潜む嘘をひとつひとつ暴き、真実に近づいていく。巧妙な罠と高速で展開するストーリーに、いつの間にか目が離せなくなる。そして、ある瞬間に気づく。#さっちゃんはあなただったかもしれない #さっちゃんはわたしだったかもしれない
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書誌情報
紙版
発売日
2022年11月09日
ISBN
9784065298831
判型
四六変型
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
336ページ
初出
「小説現代」2022年9月号に一挙掲載ののち、加筆修正したものです。
著者紹介
1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなる。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかに、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『三匹の子豚』『聖女か悪女か』『フシギ』『まりも日記』『一九六一 東京ハウス』『シェア』など多数の著作がある。