修羅の家

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

修羅の家

シュラノイエ

講談社文庫

女の毒が体内に入り、蝕まれていく--

簡易宿泊所で暮らす晴男はレイプ現場を中年女性・優子に目撃され、彼女の家につれていかれる。
そこには同じ格好をした十名ほどが「家族」として暮らしていた。
おぞましい儀式を経て一員となった晴男は、居住者は優子に虐待されていることを知る。
一方、区役所で働く北島は、中学時代の初恋相手だった愛香と再会し「家族」での窮状をきく。
北島は愛香を救い出す可能性を探るが、“悪魔”が立ちはだかる。


ⒸTakemaru Abiko

書誌情報

紙版

発売日

2023年08月10日

ISBN

9784065324615

判型

A6

価格

定価:869円(本体790円)

ページ数

304ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2023年08月10日

JDCN

06A0000000000692585C

初出

この作品は、2020年4月に小社より単行本として刊行され、文庫化にあたり、一部加筆・修正しました。

著者紹介

著: 我孫子 武丸(アビコ タケマル)

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科中退。同大学推理小説研究会に所属。 新本格推理の担い手の一人として、89年に『8の殺人』でデビュー。 『殺戮にいたる病』等の重厚な作品から、『人形はこたつで推理する』などの軽妙な作品まで、多彩な作風で知られる。 大ヒットゲーム「かまいたちの夜」シリーズの脚本を手がける。 近著に『怪盗不思議紳士』『凜の弦音(つるね)』『監禁探偵』などがある。

オンライン書店一覧

ネット書店一覧

電子版取扱い書店一覧

既刊・関連作品一覧

製品関連情報