
マイページに作品情報をお届け!
蔦重
ツタジュウ
- 著: 吉森 大祐

2025年、大河ドラマの主人公。
絵師、戯作者の才能を巧みに操り、次々と流行を生み出した
蔦屋重三郎の光と影を描く。
細谷正充さん絶賛!
――吉森大祐、長篇だけでなく短篇の名手でもあったのか。
喜びと悲しみ、希望と絶望、令和の日本人と変わらぬ人間の姿がここにある。
喜多川歌麿、東洲斎写楽、恋川春町、山東京伝、曲亭馬琴……
鋭い閃きと大胆な企てで時代を切り開いた稀代の出版プロデューサー・蔦屋重三郎が世に送り出した戯作者や絵師たち。
江戸の精華として誰もが知る彼らの人生の栄光と悲哀を描いた、連作短編集。
ⒸDaisuke Yoshimori 2024
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2024年01月16日
ISBN
9784065343678
判型
A6
価格
定価:781円(本体710円)
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2024年01月16日
JDCN
06A0000000000749953O
初出
本書は、2021年4月小社刊の『うかれ十郎兵衛』を改題し、文庫化したものです。
著者紹介
吉森大祐 1968年、東京下町生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。都内メーカー勤務。 2017年『幕末ダウンタウン』で小説現代長編新人賞受賞。’20年『ぴりりと可楽!』で細谷正充賞受賞。著書に『逃げろ、手志朗』『うかれ堂騒動記 恋のかわら版』『青二才で候』『東京彰義伝』『大江戸墨亭さくら寄席』などがある。