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カキじいさん、世界へ行く!
カキジイサンセカイヘイク
国連の「フォレストヒーロー」にも選ばれた気仙沼のカキじいさんが世界各地で見て、聞いて、食べた!
「森と川と海」がつながることの大切さを、これからの子どもたちに伝える紀行エッセー。
プロローグ カキが世界に連れていってくれた
第1章 フランス/広葉樹の豊かな森を見て「植林」の夢を抱く
第2章 スペイン/元祖リアス海岸はロブレの森が育てる豊かな海
第3章 アメリカ/カキ養殖の父・宮城新昌が広めた太平洋ガキに思いを馳せる
第4章 中国/「カキの村」でおいしい干しガキを食べる
第5章 オーストラリア/地球初の生命体「ストロマトライト」から地球の健康を考える
第6章 フランス/ルイ・ヴィトン発祥の地フランスでカキ交流を深める
第7章 ロシア/親潮に乗って北三陸沖にやってくる、鉄を含んだロシアの流氷
第8章 アメリカ/アメリカ最大の鉄鉱石鉱山がおいしいカキを育てる
エピローグ --森は海に恋い焦がれ、海は森に恋い焦がれる
ⒸSigeatsu Hatakeyama 2024
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書誌情報
紙版
発売日
2024年10月09日
ISBN
9784065360118
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
224ページ
電子版
発売日
2024年10月08日
JDCN
06A0000000000836848I
著者紹介
1943年、中国・上海生まれ。宮城県で牡蠣・帆立の養殖業を営む。「牡蠣の森を慕う会」代表。1989年より「森は海の恋人」を合言葉に植林活動を続ける。一方、子どもたちを海に招き、体験学習を行っている。 『漁師さんの森づくり』(講談社)で小学館児童出版文化賞・産経児童出版文化賞JR賞、『日本〈汽水〉紀行』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、『鉄は魔法つかい』で産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞。その他の著書に『森は海の恋人』『リアスの海辺から』『牡蠣礼賛』(文藝春秋)などがある。
装画: 白幡 美晴(シラハタ ミハル)
宮城県気仙沼市生まれ。イラストレーター。故郷の自然をモチーフにしたイラストを、数多く描いている。