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ADHDがわかる本 正しく理解するための入門書
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- 監: 榊原 洋一

困った行動はなぜ? だれに相談する? 治療すればよくなる? この先どうなる? こんなADHDへの不安や疑問を解消できる、基礎からわかるADHD入門書です。
ADHDの疑いのある、または診断を受けた子どもの保護者に向けて、幼児期、学童期、青年・成人期に分け、それぞれのステージで現れやすい特性や困りごとを紹介するとともに、治療法の3本柱の「薬物療法」「行動療法」「環境変容法」について、しっかり解説します。
最新の情報、現在の問題点にもふれながらADHDとどう向き合い、どう対処するのが“子どもの幸せ”につながるかを伝える一冊です。
【本書の内容構成】
巻頭 ADHDをどれだけ理解できていますか?
第1章 「ADHD」ってどんなもの?
第2章 どこに、だれに相談する?
第3章 専門医のかかり方と治療法
第4章 家庭でできるペアレンティング
第5章 学校・地域と連携して支援を受ける
【主なポイント】
*ADHDは生まれつきの特性をもつ発達障害の一つ
*脳機能の偏りが原因で発症する。しつけとは関係ない
*成長とともに多動性や衝動性は軽快することが多いが不注意の特性は残りやすい
*正確な診断は支援につながる第一歩
*ADHDの症状は薬で改善することができる
*大声で叱るのは逆効果、叱らずに導く方法を身につける
*ほめることに重点を置き、適切な行動を引き出す
*どんなサポートが必要か、学校での支援から成人期の就労支援まで
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書誌情報
紙版
発売日
2024年10月31日
ISBN
9784065369951
判型
B20取
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
100ページ
シリーズ
健康ライブラリーイラスト版
電子版
発売日
2024年10月30日
JDCN
06A0000000000837680N
著者紹介
【監修者プロフィール】 榊原洋一(さかきはら・よういち) お茶の水女子大学名誉教授、医学博士。1951年東京都生まれ。東京大学医学部卒業。同大学医学部講師、同大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学理事・副学長を経て現職。専門は小児神経学、発達神経学、神経生化学。長年ADHDやASDなどの発達障害児の医療に携わる。著書に『アスペルガー症候群と学習障害 ここまでわかった子どもの心と脳』(講談社)、『子どもの発達障害 誤診の危機』(ポプラ社)、『よくわかるADHDの子どものペアレンティング 落ち着きのない子を自信をもって育てるために』(ナツメ社)、共編著に『発達障害の診断と治療 ADHDとASD』(診断と治療社)などがある。