
マイページに作品情報をお届け!
ローズマリーのあまき香り
ローズマリーノアマキカオリ
- 著: 島田 荘司

御手洗潔が挑む、あまりに美しい“奇跡”。
伝説のバレリーナは死後も尚、踊り続けた。
御手洗潔シリーズ、講談社ノベルスに降臨。
1977年10月、ニューヨーク・マンハッタンのバレエシアターで上演された「スカボロゥの祭り」最終公演中、生ける伝説のバレリーナ、フランチェスカ・クレスパンが死亡した。二幕と三幕の幕間に、彼女専用の控え室で撲殺されていたという。現場は完全な密室。さらに三幕以降も舞台は続き、観客は公演の最後までクレスパンの踊りを観ていた――。
時は流れ20年後、御手洗潔が解き明かす哀しくも美しい事件の真相とは?
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2025年05月21日
ISBN
9784065391747
判型
新書
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
560ページ
シリーズ
講談社ノベルス
著者紹介
1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。