穴太の血脈 上 穴太頭四兄弟
アノウノケツミャク ジョウ アノウガシラヨンキョウダイ
- 著: 戸波 亮
金沢城、熊本城、江戸城……。
日本の名だたる名城の石垣を築き、
時の天下人に重用された穴太衆(あのうしゅう)。
彼ら、彼女らはどのようにして、
激動の時代を生き抜いたのか。
穴太衆の子孫が語る、穴太衆の真実の姿。
目次
第1部 穴太頭4兄弟
第1章 戸波善正の死
第2章 家康と穴太衆
穴太頭と隠密穴太衆の誕生
大阪夏の陣の普請
褒美の宇田国宗
後ろ盾の喪失
第3章 堀金出雲との決別
北川新兵衛の切腹
百姓たちのもめ事
堀金家の改易
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書誌情報
紙版
発売日
2025年07月15日
ISBN
9784065403099
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
224ページ
著者紹介
株式会社穴太ホールディングス 代表取締役 1969 年神奈川県生まれ。1991 年に国士舘大学を卒業後、日通商事株式会社(現:NX 商事株式会社)に入社。1994 年、祖母が設立した葬儀会社である株式会社十全社に入社し、1998 年、代表取締役に就任。翌年には生花販売を手掛けるスラタンを立ち上げ、その後、料理販売や米販売など次々と事業を展開する。2013 年には北海道に農業生産法人を設立し、新しい農業のあり方を模索するなかで6 次産業の可能性に着目。2019 年、グループ会社の基幹となる株式会社穴太ホールディングスを立ち上げ、代表取締役に就任。生産→加工→販売の一気通貫の事業を進めることにより、低売上高収益のビジネスモデルを確立することを目指している。著書に『穴太頭と穴太衆』(文芸社)がある。