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ツレビト(3)
ツレビト
- 著: 吉富 昭仁

“連人=ツレビト”それは天使も死に神も存在しない、生と死がわずかに交差する“間(はざま)”の世界で彷 徨う魂を“死”の世界へ通じる門へ連れて行く「導き手」。想いを残したまま“死”の門をくぐれなかった魂が “間”の世界に留まり続けるための方法、それが“連人”。だが一定期間以内に誰かを“門”まで送り続けなければ、心を無くしただ漂うだけの存在“バケビト”に成り果ててしまう。交通事故で命を落とした少女・摩子は恋 人になったばかりの幼馴染みの隼人のそばにいたいという想いから“連人”となるが‥‥。
交通事故で命を落とした少女・摩子は恋人の隼人のそばにいたいという想いから“連人”になる。様々な魂たちを“死”の門に導いて行きながら“間”に居続ける摩子の伝えたい想いはたった一つ「私はここに居ます」‥‥。だが摩子の想いが強くなればなる程、“生”の世界では彼女の存在が薄れていく。“生”としても“死”としても居る事の出来ない摩子の彷徨う魂に救いはあるのか!? ホラーを超えた死の年代記、待望の第3巻登場!
Ⓒ吉富昭仁
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書誌情報
紙版
発売日
2008年10月23日
ISBN
9784063493887
判型
B6
価格
定価:607円(本体552円)
ページ数
184ページ
シリーズ
マガジンZKC
電子版
発売日
2023年02月09日
JDCN
06A0000000000609430S
初出
『マガジンZ』2008年1月号~6月号
著者紹介
高校時代、ライトノベルの挿絵で画業をスタート。『EAT-MAN』『ローンナイト』『RAY』『BLUE DROP』『地球の放課後』『スクール人魚』『バランスポリシー』『リリィシステム』など代表作多数。近著には『杉並区立魔法女学園 平和維持部』『今日から未来』『24区の花子さん』などがある。SFからエロティシズムまで幅広い作風で知られる実力派作家。