君がくれた太陽(下)

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君がくれた太陽(下)

キミガクレタタイヨウ

BE・LOVE

戦前から被爆、そして復興の道をたどった広島の強さを伝えたいと、漫画家・松尾しよりが事前取材を重ねて紡ぎ、その圧倒的な世界観が今大きな話題を呼んでいる注目作品。「少女漫画において、あの日の広島をここまで描いた作品がこれまであったか?」という声に反映されるとおり、新聞やテレビなどで取り上げられ、大きな反響を呼び、11月と12月に2ヶ月連続でのコミックス刊行が緊急決定。上・下巻でお届けする、21世紀の広島・原爆物語の渾身作。


憲兵に捕えられた寛二。不安を隠しきれぬ芙美子が、愛する娘・朝子と笑子とともに向かった先は、やはりあの福屋百貨店。かつては白亜の殿堂と謳われた福屋は、迷彩に汚されていたものの、今も変わらず芙美子たちの希望の光だった。なんとか日々を過ごし、やがて解放された寛二と強く抱き合う芙美子。どんな毎日でも、明るく笑って生きることを誓い合う。しかし、そんな芙美子たち家族にも、あの日はやってきた――。


目次

君がくれた太陽

書誌情報

紙版

発売日

2008年12月12日

ISBN

9784063756128

判型

新書

価格

定価:545円(本体495円)

ページ数

176ページ

シリーズ

KCデラックス

初出

『BE・LOVE』2008年第15号・第17号~第20号

著者紹介

著: 松尾 しより(マツオ シヨリ)

9月21日生まれ。愛知県出身の乙女座、AB型。1989年、マーガレットより「ふたりの時を数えて」でデビュー。代表作は「空と海のあいだ」など。

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