貸本漫画集（１）ロケットマン他

＜「水木しげる漫画大全集」とは？＞
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成！　『水木しげる漫画大全集』第１期３３巻刊行開始。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。


超貴重！　幻のプレ・デビュー作「赤電話」（共著・宮健児）と、記念すべきデビュー作「ロケットマン」を贅沢に同時収録！　これぞ水木漫画の原点の原点！　この巻を読まずして水木作品は語れない！　　『水木しげる漫画大全集』001（1957-1960)、第１期・第４回配本

Ⓒ水木プロダクション

目次

★収録作品
「ロケットマン」「プラスチックマン」「ベビーＺシリーズ　第一話　水人間現れる！（前編・中編）」「火星人がやってきた」「アマゾンの奇妙なもの」「イラストコラム」「宇宙船の話」「原始世界の竜たち」 「赤電話」(共著・宮健児）
★資料編
★解説「はじめての共同作業は貸本漫画」武良布枝（水木しげる夫人・エッセイスト）
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」通巻１－８号
・今日の一言「根底に哲学があるっていうけどもね、哲学だけでは面白くないから、多少ふざけないとね。ただ、やりすぎてもいかんのだよね」（水木しげる）
・水木しげるインタビュー「すべてがはじめてだった」
（ほか）

書誌情報

紙版

• 発売日: 2013年09月03日
• ISBN: 9784063775013
• 判型: A5
• 価格: 定価：2,310円（本体2,100円）
• ページ数: 474ページ
• シリーズ: 水木しげる漫画大全集

電子版

• 発売日: 2016年09月02日
• JDCN: 0637750100100011000W

初出

収録作品参照

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  ロケットマン

  初出

  単行本「ロケットマン」１９５８年２月２５日　兎月書房

• 作品名

  プラスチックマン

  初出

  単行本「プラスチックマン」１９５８年７月１８日　綱島出版

• 作品名

  ベビーＺシリーズ第一話

  初出

  水人間現れる！前編「宇宙少年」（１）、中編「宇宙少年」（２）１９６０年　兎月書房

• 作品名

  火星人がやってきた

  初出

  「宇宙少年」（１）１９６０年　兎月書房

• 作品名

  アマゾンの奇妙なもの

  初出

  「宇宙少年」（１）１９６０年　兎月書房

• 作品名

  宇宙船の話

  初出

  「宇宙少年」（１）１９６０年　兎月書房

• 作品名

  原始世界の竜たち

  初出

  「宇宙少年」（２）１９６０年　兎月書房

• 作品名

  赤電話

  初出

  単行本「赤電話」１９５７年６月１０日　兎月書房

著者紹介

著： 水木　しげる（ミズキ　シゲル）

本名、武良茂。1922年（大正11年）生まれ。鳥取県西伯郡境町（現・境港市）で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。 やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。 戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞（現・講談社漫画賞少年部門）を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。 近年、夫人との暮らしぶりがＮＨＫの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。 紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。