貸本漫画集(13)不死鳥を飼う男 他

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貸本漫画集(13)不死鳥を飼う男 他

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水木しげる漫画大全集

-「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!-
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!!


極貧に喘ぎながらも作歌魂を込めて描き、後に数々の名作の源流となった珠玉の短編10話と、水木貸本漫画最後の長編「地獄」の全11作品を集成。怪奇、SF、風刺、ユーモア……水木漫画の魅力が凝縮された作品群が、可能な限り当時の原稿を使用し、色鮮やかに蘇る! 貸本に掲載された記事ページ、「恐怖博物館」「水木しげるのすべて」もあわせて収録。 ★解説「水木漫画の思ひ出。」みうらじゅん(イラストレーター、文筆家)


目次

『水木しげる漫画大全集』013(1962-1965)、第3期、第6回配本。
★収録作品
「猫又」「太郎岩」「約束」「水晶球の世界」「安い家」「鉛」「不死鳥を飼う男」「群衆の中に」「手袋の怪」「大人物」「地獄」
★資料編
★解説「水木漫画の思ひ出。」みうらじゅん(イラストレーター、文筆家)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」3-13号(通巻81号)
・ある日の一言「それにお金があれば最高ね(笑)」
・解題「不死鳥を飼う男」他
(ほか)

書誌情報

紙版

発売日

2017年06月02日

ISBN

9784063775730

判型

A5

価格

定価:3,080円(本体2,800円)

ページ数

604ページ

シリーズ

水木しげる漫画大全集

電子版

発売日

2020年03月06日

JDCN

06A0000000000175723B

初出

三洋社『別冊ハイスピード 恐怖漫画特集』1962年発行、佐藤プロダクション『劇画マガジン』3 1963年発行、『現代劇画作家全集 水木しげる集 地獄』1965年、『地獄』1965年発行、朝日ソノラマ『日本奇人伝』(サンコミックス)1966年11月10日発行、東考社『黒のマガジン』1~5 1962年、1963年発行、『劇画NO.1』1~3 1963年発行、『水木しげる傑作集1 不死鳥を飼う男』(ホームラン文庫)1965年発行

収録作品

  • 作品名

    恐怖博物館

    初出

    『別冊ハイスピード 恐怖漫画特集』 三洋社 1962年発行

  • 作品名

    猫又

    初出

    『別冊ハイスピード 恐怖漫画特集』 三洋社 1962年発行

  • 作品名

    太郎岩

    初出

    『劇画マガジン』3 佐藤プロダクション 1963年発行

  • 作品名

    漫画雑感

    初出

    単行本「日本奇人伝」(サンコミックス) 朝日ソノラマ 1966年11月10日発行

  • 作品名

    約束

    初出

    『黒のマガジン』1 東考社 1962年発行

  • 作品名

    水晶球の世界

    初出

    『黒のマガジン』2 東考社 1963年発行

  • 作品名

    安い家

    初出

    『黒のマガジン』3 東考社 1963年発行

  • 作品名

    初出

    『黒のマガジン』4 東考社 1963年発行

  • 作品名

    不死鳥を飼う男

    初出

    『黒のマガジン』5 東考社 1963年発行

  • 作品名

    群衆の中に

    初出

    『劇画No.1』1 東考社 1963年発行

  • 作品名

    手袋の怪

    初出

    『劇画No.1』2 東考社 1963年発行

  • 作品名

    大人物

    初出

    『劇画No.1』3 東考社 1963年発行

  • 作品名

    地獄

    初出

    単行本「現代劇画作家全集 水木しげる集 地獄」 佐藤プロダクション 1965年発行

  • 作品名

    不死鳥を飼う男 あとがき

    初出

    「水木しげる傑作集1 不死鳥を飼う男」(ホームラン文庫) 東考社 1965年発行

  • 作品名

    「水木しげるのすべて」

    初出

    単行本「地獄」 佐藤プロダクション 1965年発行

著者紹介

著: 水木 しげる(ミズキ シゲル)

本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。 やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。 戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。 近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。 紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。 2015年11月30日、逝去。享年93。

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