貸本漫画集(12)異形の者 他

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貸本漫画集(12)異形の者 他

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水木しげる漫画大全集

-「水木しげる漫画大全集」とは?-
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成! 『水木しげる漫画大全集』第2期は超ボリュームの全35巻。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。


貸本作品の中でも特に貴重な、水木版時代劇の集大成が登場! 実在の戦国武将伝から怪異・妖怪譚まで、その多くが単行本初収録となる歴史漫画全10作品を収録する。さらには水木が責任編集を務めた貸本『群雄』から激レアな記事ページやカラーイラストを完全再現! 大迫力の大ゴマ、リアルな筆致、手に汗握るストーリー……その全てが水木漫画のルーツとなった幻の作品群が遂に蘇る! ★解説「それは生命の賛歌である」冲方丁


目次

『水木しげる漫画大全集』012(1960-1964)、第2期、第10回配本。
★収録作品
「水木しげる実録武将伝 山中鹿之助伝 残月」「魔性の剣」「桐竹半九郎」「水木しげる実録武将伝2 すね助と楠木正成 決戦千早城」「おんぼろ小僧一番槍」「妖術変幻帖 うじ虫」「怪談 水妖鬼」「水木しげる中篇怪談 壁ぬけ男」「時代ミステリー へびの神」「水木しげる怪異談 異形の者」
★資料編
★解説「それは生命の賛歌である」冲方丁(作家)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」2-20号(通巻53号)
・今日の一言「マジメが好きなバカ、が読む本ですかこれは」
・水木しげるインタビュー「貸本漫画――時代劇を描いていたころ」
(ほか)

書誌情報

紙版

発売日

2015年11月02日

ISBN

9784063775365

判型

A5

価格

定価:2,530円(本体2,300円)

ページ数

496ページ

シリーズ

水木しげる漫画大全集

電子版

発売日

2018年12月28日

JDCN

06A0000000000068307A

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    水木しげる実録武将伝 山中鹿之助伝 残月

    初出

    「実録剣豪伝 群雄」第1集 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    魔性の剣

    初出

    「実録剣豪伝 群雄」第1集 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    桐竹半九郎

    初出

    「実録剣豪伝 群雄」第2集 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    水木しげる実録武将伝2 すね助と楠木正成 決戦千早城

    初出

    「剣豪列伝 一番槍」1 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    おんぼろ小僧一番槍

    初出

    「剣豪列伝 一番槍」1 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    妖術変幻帖 うじ虫

    初出

    「剣豪列伝 一番槍」2 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    怪談 水妖鬼

    初出

    「怪談」創刊号 東京・日の丸文庫 1964年

  • 作品名

    水木しげる中篇怪談 壁ぬけ男

    初出

    「怪談」2 東京・日の丸文庫 1964年

  • 作品名

    時代ミステリー へびの神

    初出

    「怪談」3 東京・日の丸文庫 1964年

  • 作品名

    水木しげる怪異談 異形の者

    初出

    「死の砂丘」 大阪・日の丸文庫 1964年

  • 作品名

    『実録剣豪伝 群雄』第1集 編集後記

    初出

    「実録剣豪伝 群雄」第1集 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    『実録剣豪伝 群雄』第1集 次号予告

    初出

    「実録剣豪伝 群雄」第1集 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    今昔時刻対照表

    初出

    「実録剣豪伝 群雄」第2集 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    忍術武藝帳 第一回 忍術の歴史の巻

    初出

    「実録剣豪伝 群雄」第1集 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    忍術武藝帳 第二回 忍具

    初出

    「実録剣豪伝 群雄」第2集 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    剣豪夜話 合気道と先意流 正木弾之進

    初出

    「実録剣豪伝 群雄」第1集 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    『剣豪列伝 一番槍』1 編集後記

    初出

    「剣豪列伝 一番槍」1 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    城の構造

    初出

    「剣豪列伝 一番槍」1 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    昔のカブリもの

    初出

    「剣豪列伝 一番槍」1 すずらん出版社 1960年

  • 作品名

    似顔コンクール告知

    初出

    「無双」4 兎月書房 1960年

  • 作品名

    剣豪正傳 第一回 荒木又右衛門・宮本武蔵

    初出

    「無双」4 兎月書房 1960年

  • 作品名

    剣豪正傳 第二回 山岡鉄舟・近藤勇

    初出

    「無双」5 兎月書房 1960年

  • 作品名

    剣豪正傳 第三回 岩間小熊と根岸兎角

    初出

    「無双別冊 血雪」 兎月書房 1960年

著者紹介

著: 水木 しげる(ミズキ シゲル)

本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。 やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。 戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。 近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。 紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。

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