
マイページに作品情報をお届け!
昭和元禄落語心中(2)
ショウワゲンロクラクゴシンジュウ
- 著: 雲田 はるこ

満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。
娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。
昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が
忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。
弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?
昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
惚れ抜く八雲師匠の芸だが,オイラにゃできねぇ、気づき始めたこの与太郎。小夏の父ちゃん・亡き助六のすげぇ落語に取りつかれ、迎えた師匠の独演会、やっちゃいけねぇヘマをした。破門と言われた与太郎と、与太をかばう小夏の二人に、師匠が語る約束の噺たぁ……!? 与太郎放浪篇から八雲と助六篇へ。「長ぇ夜になりそうだ――」
Ⓒ雲田はるこ
オンライン書店で購入する
目次
与太郎放浪篇 其の五
八雲と助六篇 其の一
八雲と助六篇 其の二
創作漫画噺 鹿芝居らくごしんじゅう 貧乏神の巻
書誌情報
紙版
発売日
2012年01月06日
ISBN
9784063805543
判型
B6
価格
定価:671円(本体610円)
ページ数
160ページ
シリーズ
KCx
電子版
発売日
2012年03月08日
JDCN
0638055400100011000H
初出
『ITAN』2011年第5号~7号、ITAN Webコミック