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螺旋じかけの海(1)
ラセンジカケノウミ1
- 著: 永田 礼路

遺伝子操作が産業として発達した世界。水没した街の残骸で暮らす人々の中には、”異種キャリア”と呼ばれる異種遺伝子を持つ者が存在する。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多(おときた)。自身も何種もの“異種キャリア”を抱えている彼の元に、様々な事情を抱えた者たちが訪れるーー。「人間と他の生物を分かつものは何か」――普遍的なテーマを、作者の専門知識に根ざした緻密な設定と、広大無辺な想像力で描き出す!
目次
虚ろ羽の飛ぶ海
仔羊の惑う町
鰐の歌う淵
番外編 淵の際にて
書誌情報
紙版
発売日
2015年10月23日
ISBN
9784063880960
判型
B6
価格
定価:682円(本体620円)
ページ数
208ページ
シリーズ
アフタヌーンKC
初出
『アフタヌーン』2014年5月号、12月号、2015年5月号
著者紹介
四季賞2013年冬のコンテントで藤島康介特別賞受賞の後、 「アフタヌーン」2014年5月号に読み切り「虚ろ羽の飛ぶ海」でデビュー。 2015年10月に初の単行本となる『螺旋じかけの海』を刊行予定。