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螺旋じかけの海(2)
ラセンジカケノウミ2
- 著: 永田 礼路

遺伝操作が産業として発達し、異種動物のキメラ体が生産される世界。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多(おときた)の元に、様々な事情を抱えた者たちが訪れるーー。寿命が迫る異種キャリアが最後に残したいものはーー「花と揺れる嘘」。代々伝書鳩を操る異種キャリアたちの矜持――「金色を渡る鳩」。急遽「出荷」が決まった食用人魚の行く末はーー「人魚が融ける指」。3編を収録。
目次
花と揺れる嘘〈前編〉
花と揺れる嘘〈後編〉
金色を渡る鳩
人魚が融ける指
番外編 花後の卓にて
書誌情報
紙版
発売日
2016年12月22日
ISBN
9784063882285
判型
B6
価格
定価:704円(本体640円)
ページ数
224ページ
シリーズ
アフタヌーンKC
初出
『アフタヌーン』2015年12月号、2016年1月号、6月号、12月号
著者紹介
四季賞2013年冬のコンテントで藤島康介特別賞受賞の後、 「アフタヌーン」2014年5月号に読み切り「虚ろ羽の飛ぶ海」でデビュー。 2015年10月に初の単行本となる『螺旋じかけの海』1巻を刊行。