つげ義春大全　第九巻　忍者秘帳３　忍者秘帳４

貸本劇画末期の長編シリーズ『忍者秘帳』の第３巻と第４巻を収録。
発表当時、白土三平の『忍者武芸帳』よりも残酷な時代劇があると
囁かれた、つげ義春の厭世観とニヒリズム漂う異色作。
怪作『忍者くん』も併せて収録。

ⒸYoshiharu Tsuge 2020

書誌情報

紙版

• 発売日: 2020年11月26日
• ISBN: 9784065164181
• 判型: A5
• 価格: 定価：4,400円（本体4,000円）
• ページ数: 498ページ
• シリーズ: ＫＣデラックス

電子版

• 発売日: 2020年11月26日
• JDCN: 06A0000000000198986K

初出

収録作品参照

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  忍者秘帳３

  初出

  １９６１年１月　若木書房

• 作品名

  忍者秘帳４

  初出

  １９６１年５月　若木書房

• 作品名

  忍者くん

  初出

  １９６１年７月　若木書房

著者紹介

著： つげ　義春（ツゲ　ヨシハル）

1937年(昭和12年)、東京都葛飾区に生まれる。 1954年(昭和29年)、17歳の時に漫画家デビュー。 以後、翌年の「白面夜叉」(単行本)を皮切りに、 少年少女向けの漫画雑誌や貸本屋向けの単行本で 活躍し、多数の作品を残す。 1965年(昭和40年)から、漫画雑誌「ガロ」に『沼』 『チーコ』『紅い花』『ねじ式』などの珠玉短編を発表、 評論家や漫画ファンの注目を集める。 その独自の幻想性と抒情味あふれる世界は、今や 国内外で幅広いファンを獲得し、衰えない人気の高さを 見せている。2020年アングレーム国際漫画祭にて 「特別栄誉賞」を受賞。