十角館の殺人(2)

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電子あり

十角館の殺人(2)

ジュッカクカンノサツジン2

アフタヌーン

謎の死を遂げた建築家・中村青司が「島」に建てた十角形の奇妙な館を、大学のミステリー研に所属する七人――エラリイ、ルルウ、アガサ、カー、ヴァン、ポウ、オルツィが訪れる。到着した次の日、中央ホールのテーブルに「第一の被害者」「探偵」「殺人犯」……と書かれたプレートが置かれていた。誰かの悪戯だろうと目されていたが、その日の夜、とある部屋のドアに「第一の被害者」のプレートが貼られ――。事件が現実のものとなり、「島」のメンバーは否応なく「犯人探し」をしなければならなくなる。
一方、死んだはずの「中村青司」から手紙をもらった「本土」の江南と島田は、謎の根源が眠るであろう「島」にアプローチをかける――。

第22回日本ミステリー文学大賞受賞の綾辻行人と、美しさの中に影がある絵でイラストレーターとしても活躍する清原紘がタッグを組んで贈る、本格ミステリの金字塔をもとにした「コミックリメイク」!


ⒸYukito Ayatsuji/Hiro Kiyohara 2020

書誌情報

紙版

発売日

2020年08月21日

ISBN

9784065202258

判型

B6

価格

定価:748円(本体680円)

ページ数

162ページ

シリーズ

アフタヌーンKC

電子版

発売日

2020年08月21日

JDCN

06A0000000000225946K

初出

「アフタヌーン」2020年3月号~6月号、8月号、9月号

著者紹介

著: 綾辻 行人(アヤツジ ユキト)

1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院修了。1987年に『十角館の殺人』で作家デビュー。「新本格ムーヴメント」の先駆けとなる。1992年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。『水車館の殺人』『暗黒館の殺人』『奇面館の殺人』など、「館シリーズ」と呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった。ほかに『緋色の囁き』『霧越邸殺人事件』『眼球奇譚』『深泥丘奇談』『Another』などがある。2018年、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

著・絵: 清原 紘(キヨハラ ヒロ)

漫画家、イラストレーター。漫画作品に『きみにしか聞こえない』『コインランドリーの女』『Another』『探偵の探偵』などがある。イラストレーターとして多数の書籍の装画を担当し、『蒼き革命のヴァルキュリア』などのゲームのキャラクターデザインも手掛ける。

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