レジェンド歴史時代小説　江戸っ子侍（下）

レジェンドレキシジダイショウセツエドッコザムライゲ

著：柴田　錬三郎

江戸から大坂へ送られる姫を救出せんと、東海道を上る若侍・浅形新一郎。行く手には大坂の大商人・堺屋勘右衛門一派が立ちはだかる。道中で交錯する敵味方。新一郎は苦闘の末、姫を救い、埋蔵金十万両をも手にして、義士・大塩平八郎に加勢するが……。これぞ柴錬！　結末も鮮やかな、時代ロマン小説の決定版。

江戸から大坂へ送られる姫を救出せんと、東海道を上る若侍・浅形新一郎。行く手には大坂の大商人・堺屋勘右衛門一派が立ちはだかる。道中で交錯する敵味方。新一郎は苦闘の末、姫を救い、埋蔵金十万両をも手にして、義士・大塩平八郎に加勢するが…。これぞ柴錬！　結末も鮮やかな、時代ロマン小説の決定版。

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初出

本書は、2004年10月に講談社文庫より刊行された『江戸っ子侍(下)』を改訂し、文字を大きくしたものです。

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著：柴田　錬三郎（シバタ　レンザブロウ）

1917年岡山県生まれ。慶應義塾大学支那文学科卒。在学中より「三田文学」に作品を発表。1951年「イエスの裔」で直木賞受賞。1956年創刊の週刊誌に「眠狂四郎無頼控」を連載、ニヒルな剣士と円月殺法は剣豪小説ブームを呼ぶ。1970年『三国志　英雄ここにあり』で吉川英治文学賞受賞。伝奇小説の醍醐味を堪能させる作品を多く残し1978年6月逝去。代表作に『赤い影法師』『岡っ引どぶ』『真田幸村』他多数。