やさしい化学熱力学入門 これから熱力学を学ぶ人のために

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やさしい化学熱力学入門 これから熱力学を学ぶ人のために

ヤサシイカガクネツリキガクニュウモンコレカラネツリキガクヲマナブヒトノタメニ

エネルギー環境問題に不可欠な熱力学をとことんやさしく、わかりやすく

●鉄の玉は高いところから落ちると熱を帯びる。……でも、鉄の玉から熱を奪っても飛び上がらない。
●紅茶は冷める。熱は高温から低温に流れる。……では、ヒートポンプはなぜ熱を汲み取れるのか?
身近な疑問からコージェネレーションまで日常目にする現象を熱力学はどう説明するのか?興味津々の話題を取り上げ、基礎知識や式の使い方をやさしく、多数の例題をあげて解説。

エネルギー環境問題に欠かせない熱力学がだれでもわかる!!
“熱力学はエネルギーの変換、エネルギーの出入りによって進行するあらゆるプロセスを扱う基礎科学である。エネルギーの変換についてはエネルギーはいかにすれば最大限に有効に利用できるか、省エネルギーの限界はあるのか、どのように決めるのかというのが鍵課題であり、エネルギー環境問題の鍵課題でもある。エネルギーの変換やエネルギーの出入りを伴わないプロセスはないので、熱力学の知識は必須であり、不可欠である。……本書は熱力学の基礎を十二分に理解し、熱力学の全体も把握できることをねらいとしてまとめられたものである。”――<本書“はじめに”より>


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目次

第0章 エネルギーを扱うには不可欠な熱力学の知識
第1章 熱力学を理解するための基礎事項
第2章 熱力学の第一法則はエネルギー保存の法則
第3章 熱力学の第二法則の核心はエントロピー
第4章 エネルギーはどれだけ有効に使えるか

書誌情報

紙版

発売日

2008年02月23日

ISBN

9784061543553

判型

A5

価格

定価:3,080円(本体2,800円)

ページ数

180ページ

著者紹介

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