足利事件(冤罪を証明した一冊のこの本)

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足利事件(冤罪を証明した一冊のこの本)

アシカガジケンエンザイヲショウメイシタイッサツノコノホン

講談社文庫

15年前から冤罪を訴え続けた著者! どうして菅家さんは逮捕され、起訴され、刑務所に入らなければならなかったのか? 克明な取材ですべてが明らかにーー2009年6月、日本中が注目するなか、足利事件で無期懲役刑の判決を受けた菅家氏が、17年ぶりに千葉刑務所から釈放された。著者は1994年から「月刊現代」誌上で氏の無実を訴え続け、この本によってすでにそれを証明していた。なぜ足利事件のような悲劇が起きたのか……。綿密な取材で、その裏に潜むものを解き明かし、釈放のきっかけとなった著作。
◎「足利冤罪事件の本質は、おそらくは自白の強要やDNA鑑定の危うさにあるのではない。問題はむしろ、それらの錯誤を産み出した、ぼくたちひとりひとりが抱える予断や偏見の視線にあるのだ」<東浩紀>


Ⓒ小林 篤

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書誌情報

紙版

発売日

2009年09月15日

ISBN

9784062764582

判型

A6

価格

定価:964円(本体876円)

ページ数

528ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2020年11月27日

JDCN

0627645800100011000S

初出

『現代』1994年12月号・1996年8月号・1996年9月号・1997年12月号の記事を基に改稿、加筆され2001年2月に「幼稚園バス運転手は幼女を殺したか」として草思社より出版されたものを改題し文庫化したもの。

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