アメリカの民主政治(上)

アメリカの民主政治

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フランスの政治学者トクヴィルは、独立後のアメリカのデモクラシーの実態とその展望、本質探るため、1831年から32年にかけてアメリカを旅し、政治制度や成文法律を吟味、通観し、また政治的社会の現状を描写した。特に「アメタカでアメリカ以上のものを見た」というトクヴィルは、アメリカ社会の変らないもの、即ちデモクラシーの本質とその限界を見抜いていた。今日の大衆社会論への道を拓いた必読の古典的名著。(全三巻)

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アメリカの民主政治(下)
最新刊情報

アメリカの民主政治(下)

発売日:1987年04月28日

アメリカ民主政治の特質を明らかにした前2巻(1835年刊)に続いて5年後に著された本書で、トクヴィルは民主的社会についての思索を一段と深めた。民主主義がアメリカ人の精神文化、感情、風習、政治的社会等にどのような影響を及ぼしたかを具体例をあげて分析、考究し、さらにアメリカを超えて、民主的な中央集権国家における独裁の危険性にまで言及した。デモクラシーの本質と限界を初めて説いた名著、待望の本邦初刊完訳なる。

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