
チベットの生と死の書
チベットノセイトシノショ
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人はいかに生きるべきか死ぬべきか 現代版・チベットの死者の書 孤高のチベット文明が西欧との接触をはじめて30数年、チベットの叡智はいまや現代世界のかかえる難問に真っ正面から解答を与えることのできる、人類の叡智へと成長をとげたのだ。 ……西欧世界に生きる1人のラマ僧の体験と知性を通して、古代の『チベットの死者の書』が、現代の『チベットの生と死の書』として、よみがえりを果たす。死は無意味ではない。死は深遠な豊饒だ。その豊饒なる死の鏡に照らし出され、私たちの生は、みるみる豊かな輝きをとりもどす。その光景を実現してみせる本書はまさにひとつの驚異なのである。──中沢新一──
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チベットの生と死の書
発売日:2010年09月22日
死のなかには「希望」がある 誰もが直面する「死」。死の恐怖から逃れたいなら、死を知らなければならない ●「死」とは何なのか? ●来世はあるのか? ●死んだら人はどうなるのか? ●自分は誰なのか? ●死を恐れないためにはどうすればよいのか? チベット仏教の師ソギャル・リンポチェが、チベット古来の智慧と、現代の宇宙の本質に関する研究成果を元に「生」とは何か、「死」とは何かを、宗教、国籍を問わず、すべての人が受け入れられるよう解説していく。死にゆく近親者を助けるために、自身の死の恐怖から逃れるために、人はどうすればよいか。その方法を、実践可能な形で提案し、死に対するネガティブなイメージを変えていく。死に怯える現代人の魂を救済し、死に新たな意味を見出す書。