重蔵始末
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重蔵始末

ジュウゾウシマツ

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著者初の本格時代小説シリーズ登場! 博覧強記。傲岸不遜。豪勇無比。機略縦横。 毀誉褒貶(きよほうへん)なかばする、江戸の知られざる傑物・近藤重蔵。その破天荒の生きざまを描く 間宮林蔵、最上徳内と並び称される蝦夷地探検家、近藤重蔵。8歳で四書五経を諳(そら)んじ、17歳で私塾〈白山義学〉を開いた俊才は、人並みはずれた精力家、酒豪であり、傍若無人の奇傑であった。江戸で火盗改に出た若き日の重蔵が、縦横無尽に事件の解決に当たる。 新しい魅力にあふれた本格時代小説、堂々登場!

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奔流恐るるにたらず 重蔵始末(八)完結篇
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奔流恐るるにたらず 重蔵始末(八)完結篇

発売日:2020年11月13日

八歳で四書五経をそらんじ、十四歳で十三経に達した俊英でありながら、普段は傍若無人で傲岸不遜な近藤重蔵。五度にわたる蝦夷地巡見を終えた後は大坂弓奉行となって大塩平八郎の知己を得るなどするが、息子・富蔵ともどもの悪口乱行がたたり、ついに役なしの小普請入りとなる。 学識豊かな学者であり、あくなき探検家でもあった重蔵の、あまりにも意外なその後の道行きは。そして、生涯の宿敵となった女賊りよとの最後の対決は──。 ハードボイルドや警察小説で活躍していた著者が2000年に初めて挑んだ時代小説が、堂々たる代表作となった。「重蔵始末」シリーズ、ついに完結。

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