
いちりんの花
イチリンノハナ1
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悲しみをもつ人へ――。「いちりんの花」がそれを癒すという。美しい詩と画の合奏の中で。――(中西進 国文学者) 「私が死んだら、また絵を描いてほしい」 それは、日本画家として将来を嘱望されながら、結婚を機に筆を折った妻・美知子への夫・平山郁夫が遺したメッセージだった。そして、美知子は娘の弥生とともに一冊の絵本をつくりはじめる――。太古の昔から連綿と続いてきた、いのちの物語。
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最新刊情報
A Little Flower ~いちりんの花(英語版)~
発売日:2015年07月17日
天と地が分かれ、一輪の花が咲きました。 それは、大地いっぱいに広がり、やがて動物や人があらわれます。そこには、たくさんの喜びもありますが、抱えきれないほどの大きな悲しみもあります。 それでもお日様は地上を照らしています。どんな悲しみのあとでも、また一輪の花が咲き、やがてそれは大地いっぱいに広がっていくのです。 詩的な日本語で綴られた絵本を、英語翻訳の大家、ピーターマクミラン氏が、みごとに翻訳。