うみのいろのバケツ

うみのいろのバケツ

ウミノイロノバケツ

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おんなのこのバケツは、うみとそっくりおなじいろ。うみのちいさないきものたちが、まいにち、あそびにやってきます。あるひ、バケツのなかからちいさなこえがして──。

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新装版 うみのいろのバケツ
最新刊情報

新装版 うみのいろのバケツ

発売日:2013年07月12日

 バケツを持って、お母さんと海に遊びにやってきた少女が出会った、「なみのむすめ」。なみのわかものと結婚するため、ひっくり返したバケツの中で、うみのあわのドレスを編んでいる、というのです。少女はバケツを貸してあげました。  夏が終わる日、少女が浜辺に見に行くと、白いドレスの小さな女のひとがバケツのそばに立っていて、少女にお礼をいいました。すると、なみのわかものが、寄せてきて、なみのむすめを海に連れていきました。  バケツの中には、貝がらがひとつ入っていました。少女はそれを、ずっと大切にもっていたのでした。

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