なんでもない話
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なんでもない話

ナンデモナイハナシ

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変りゆく風景。心に残る記憶。 柔らかい眼差しと爽やかなユーモア。 「目に残る花」「雨の動物園」「仕舞ネコ」「すったて」「ナスの茶筅煮」「お台場の秋」「真夜中のお茶」など身辺のささやかな思いを豊かな感性と美しい言葉で優しく拾いあげた、みずみずしいエッセイ50篇。 なんでもない話は、その時かぎりのこと、目の前の相手と他愛ない会話を楽しんで、喋り終れば、消えるものだ。 毎日のほんの小さな思い、おかしさ、懐かしさ、遠いもの、近いもの、年と共に深く残るものもあれば、薄れてほのかなものもある。 それが本になる。私の気持ちは困ったような照れくさいようなである。――あとがきより

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なんでもない話
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なんでもない話

発売日:2000年10月12日

折にふれて立ちあらわれる祖父露伴の面影、母文(あや)の声音に導かれながら、変貌する風景、移ろいゆく季節を静かに刻みつけていく。悔いを残す花見の想い出、夏の昼下がりの「すったて」の味、雨の日に訪れた動物園での邂逅。身辺のささやかな思いを豊かな感性と美しい言葉で優しく拾い上げた珠玉のエッセイ。(講談社文庫) みずみずしいエッセイ50篇 心に残る記憶、美しい日本語 花見の想い出、「すったて」の味から愛しい草花まで。美しい50の断章 折にふれて立ちあらわれる祖父露伴の面影、母文(あや)の声音に導かれながら、変貌する風景、移ろいゆく季節を静かに刻みつけていく。悔いを残す花見の想い出、夏の昼下がりの「すったて」の味、雨の日に訪れた動物園での邂逅。身辺のささやかな思いを豊かな感性と美しい言葉で優しく拾い上げた珠玉のエッセイ。

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