なんでもない話

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なんでもない話

ナンデモナイハナシ

講談社文庫

折にふれて立ちあらわれる祖父露伴の面影、母文(あや)の声音に導かれながら、変貌する風景、移ろいゆく季節を静かに刻みつけていく。悔いを残す花見の想い出、夏の昼下がりの「すったて」の味、雨の日に訪れた動物園での邂逅。身辺のささやかな思いを豊かな感性と美しい言葉で優しく拾い上げた珠玉のエッセイ。(講談社文庫)


みずみずしいエッセイ50篇
心に残る記憶、美しい日本語
花見の想い出、「すったて」の味から愛しい草花まで。美しい50の断章

折にふれて立ちあらわれる祖父露伴の面影、母文(あや)の声音に導かれながら、変貌する風景、移ろいゆく季節を静かに刻みつけていく。悔いを残す花見の想い出、夏の昼下がりの「すったて」の味、雨の日に訪れた動物園での邂逅。身辺のささやかな思いを豊かな感性と美しい言葉で優しく拾い上げた珠玉のエッセイ。


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目次

目に残る花
おかしな花見
流れの先
二つのお釜

はて、これは
そら豆
丈たかき花
雨の動物園
蝶の初飛行
テキスト
クワイ
葉ばかりの桜
楽しい匂い
箱入りネコ
仕舞ネコ
小谷の碑
すったて
ナスの茶筅煮
魔法の箱
一匹と二人
よきこときく
野分き
庭の住人
臨海副都心1
臨海副都心2
お台場の秋
屋根
カラス
月夜
真夜中のお茶
いも

落葉
田舎の庭
ネズミ
ネズミ(続き)
初ゆめ
島田
かげり
粕汁
ポット
西へ向って飛ぶ
猿守
ぼたん雪
切れ味
便利な道具
陽に匂う
明るい鏡
明ける
あとが

書誌情報

紙版

発売日

2000年10月12日

ISBN

9784062649827

判型

A6

価格

定価:493円(本体448円)

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2014年04月11日

JDCN

0626498200100011000N

初出

朝日新聞日曜版1996年4月7日~1997年3月31日     1997年9月講談社刊

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