
ポトスライムの舟
ポトスライムノフネ
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本当に大事なことは、きっと毎日少しずつ育ってる。 第140回 芥川賞受賞作 「つつましやかに生きている女性の、そのときどきのささやかな縁によって揺れ動く心が、清潔な文章で描かれていて、文学として普遍の力を持っている」――選考委員 宮本輝氏 お金がなくても、思いっきり無理をしなくても、夢は毎日育ててゆける。契約社員ナガセ29歳、彼女の目標は、自分の年収と同じ世界一周旅行の費用を貯めること、総額163万円。 野間文芸新人賞(『ミュージック・ブレス・ユー!!』)に続く受賞!なにげないのに新しい、さりげないのに面白い、私たちの文学! 同時収録「十二月の窓辺」
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ポトスライムの舟
発売日:2011年04月15日
29歳、社会人8年目、年収163万円。 こんな生き方、働き方もある。 読むと心が軽くなる、“脱力系”お仕事小説。 Xで話題沸騰⇒300万インプレッション超え! ・発想が面白すぎる @888p_n_m888 ・1年くらい休んで旅に出ようかな。笑 内容紹介でこんなにも「なるほど」と考えさせられた作品は初めて。 @sayu_furuya 注目のあらすじはこちら! 29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行の費用が同じ一六三万円で、一年分の勤務時間を「世界一周という行為にも換金できる」と気付くが――。ユーモラスで抑制された文章が胸に迫り、働くことを肯定したくなる芥川賞受賞作。