
電子あり
ユーラシアの双子
マイページに作品情報をお届け!
“孤独”という荒野の出口を探す旅がはじまる。 ウラジオストックからモスクワに、西へ西へ。列車はシベリアの大地をひた走る。 現地完全取材敢行。壮大なスケールの長編小説。 自死した娘、病床にある元妻……50歳で会社を早期退職した石井隆平は決して戻らぬ自分の半生を噛みしめ、ひとりユーラシア大陸横断の旅にでる。逗留先のウラジオストックで自殺を決意し旅をするエリカの存在を偶然知った石井は、彼女の自殺をひき止めようと決意する。止まぬ悔悟と芽生えた微かな希望。列車はシベリアのタイガからバイカル湖を越えモスクワに――。 講談社創業100周年記念出版
TOPICS

最新刊情報
ユーラシアの双子 下
発売日:2013年07月12日
会社を早期退職し、シベリア鉄道に乗った男・石井。旅で男は半生を振り返り、孤独と対峙していた。同じルートを先行して旅する若い女性・エリカの自殺への決意を知り、女性を追う……。舞台は東ヨーロッパを越え、パリからリスボンへ。悠久の大地・ユーラシアを列車で走り、生と死の根源を問いかける、著者畢竟の大河ロマン小説。 会社を辞めシベリア鉄道で旅をする男・石井は偶然、自殺を決意し同じルートを先行して旅する若い女性・エリカの存在を知る。男はその女性の死を思いとどまらせようと、女性の足跡を追う・・・。舞台は東ヨーロッパを越え、パリ、バルセロナ、リスボンへ。悠久の大地・ユーラシアを列車で走り、生と死の根源を問いかける、著者畢竟の大河ロマン。