
岡本太郎という思想
オカモトタロウトイウシソウ
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岡本太郎は画家であり彫刻家でありエッセイストでありしかし何よりも思想家であった。 パリに学びバタイユの弟として生きた<考える人>の思想の核心に迫る 講談社創業100周年記念出版 岡本太郎は言葉をあやつる達人であった。きわめて明晰な思考の人でもあった。だからこそ、「どんなに深い思想でも、平たい言葉で明快に説明できる筈です」と、不遜にも言い放つことを辞さなかったし、それを実践してみせた。深い思想をひらたい言葉であきらかに説明すること。これはたぶん、文筆にたずさわる多くの人がひそかに願いながら、たやすくは実現できずに足掻いている課題である。――<本書より>
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岡本太郎という思想
発売日:2014年01月15日
青年期に父・一平、母・かの子とともにフランスに渡った岡本太郎は、ジョルジュ・バタイユを介して西欧の先端的な思想の影響を受ける。第一次大戦後の混乱のなかで台頭した絢爛たるコスモポリタニズムから世界性へという課題を突きつけられた太郎の、日本の根源的な美の発見へ向かう軌跡を描き出す労作。 (講談社文庫) 太郎をして、太郎自身を語らしめよ 芸術家であると同時に思想家であった、いまだ知られざる岡本太郎の核心に迫る。 青年期に父・一平、母・かの子とともにフランスに渡った岡本太郎は、ジョルジュ・バタイユを介して西欧の先端的な思想の影響を受ける。第一次大戦後の混乱のなかで台頭した絢爛たるコスモポリタニズムから世界性へという課題を突きつけられた太郎の、日本の根源的な美の発見へ向かう軌跡を描き出す労作。