光の曼陀羅 日本文学論
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光の曼陀羅 日本文学論

ヒカリノマンダラニホンブンガクロンニッポン

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折口信夫『死者の書』を起点に浮かび上がるまったく新しい日本文学の系譜“光の曼陀羅”。 埴谷雄高、稲垣足穂、武田泰淳、江戸川乱歩、南方熊楠、そして中井英夫……。此処と彼方をつなぐ文学のもつ力の本質を明らかにする画期的な評論集。折口信夫新発見資料収録。 近代文学、その血脈の底流に迫る文学評論集 埴谷雄高、武田泰淳、江戸川乱歩、南方熊楠、鈴木大拙、そして折口信夫。独自に存在する大著に思想の糸を通し、近代文学の本質に迫る。折口信夫未発表資料を付録

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光の曼陀羅 日本文学論
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光の曼陀羅 日本文学論

発売日:2016年04月09日

埴谷雄高、稲垣足穂、南方熊楠、江戸川乱歩、中井英夫ら、「死者たちのための文学」を紡ぐ表現者の連なりを描き出す第一部「宇宙的なるものの系譜」。折口信夫の謎めく作品『死者の書』と関連資料を綿密に読み込み、物語の核心と新たな折口像を刺戟的に呈示する第二部「光の曼陀羅」。『死者の書』を起点に、特異な文学者の稜線を照射する気宇壮大な評論集。大江健三郎賞、伊藤整文学賞受賞。

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