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骨から見た日本人 古病理学が語る歴史
ホネカラミタニホンジンコ"ビョウリガクガカタルレキシニッポン
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骨は情報の宝庫である。「平和の民」縄文人に残る戦闘の証。古墳時代の結核大流行。娼婦の8割を襲った江戸の梅毒。骨に刻まれた病気を読みとき、日本の社会構造を明らかにする。
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骨から見た日本人 古病理学が語る歴史
発売日:2010年01月14日
骨は情報の宝庫である。古病理学は古人骨を研究対象とし、現代の医学で診断し、その個体の病気の経過と症状を明らかにする。骨にあらわれたヒト化の道のり、縄文人の戦闘傷痕と障害者介護、弥生時代以降の結核流行、江戸時代に猖獗をきわめた梅毒と殿様のガン……。発掘された人骨を丹念に調べあげ、過去の社会構造と各時代の与件とを明らかにする。(講談社学術文庫) 歴史の襞に埋もれた骨が語るもう一つの歴史 縄文人の戦闘傷痕、古墳時代の結核流行、江戸時代に猖獗をきわめた梅毒……。 情報の宝庫である古人骨を丹念に調べ、過去の社会構造と時代の与件を明らかにする。