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私小説
シショウセツ
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男に会うためだけに海を越えるわたしのいじらしい性欲 ベトナム人のボーイから韓国のホテルマンへ。どこまでも赤裸々に綴る魂の放浪記 わたしは子供の頃から痩せていた。なのにわたしは、いやらしい体付きだとよく言われた。顔立ちもだ。寂しげな、とこれも子供の頃から言われていた。なのに、いやらしい顔だと言われた。――本文より
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私小説
発売日:2007年02月06日
男に会うためだけに海を越える私のいじらしい性欲。南国ホーチミンのレストランで口説いたボーイと、酷寒の宵に出会ったソウルのホテルマン。高校時代の翌(あす)なき春から、痛ましい夏を経て終焉の春へ、20年にわたる恋愛遍歴。魂の放浪記はここから始まった。静かで熱く、どこまでも赤裸々に描いた自伝的恋愛小説。 男に会うためだけに海を越える私のいじらしい性欲。南国ホーチミンのレストランで口説いたボーイと、酷寒の宵に出会ったソウルのホテルマン。高校時代の翌(あす)なき春から、痛ましい夏を経て終焉の春へ、20年にわたる恋愛遍歴。魂の放浪記はここから始まった。静かで熱く、どこまでも赤裸々に描いた自伝的恋愛小説。(講談社文庫)