森が消えれば海も死ぬ
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森が消えれば海も死ぬ

モリガキエレバウミモシヌ

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森の栄養が海の生物を育てる 昔から漁民たちは、海の魚介類を増やすためには湖岸、川辺、海岸の森林を守ることが大切だということをよく知っていて、この森のことを「魚つき林」と呼んでいました。森の栄養分が海の生物を育てるのです。しかし、現在では、これを知っている人は、漁師以外にはほとんどいません。本書は、長年、森・川・海をひとつながりの生態系としてとらえ、研究し続けてきた著者が、自身の体験談をまじえながら、陸の森と海の生物との深いつながりを語り、地球環境にはたす森林の大きな役割を紹介するものです。

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森が消えれば海も死ぬ 第2版
最新刊情報

森が消えれば海も死ぬ 第2版

発売日:2010年02月19日

森はいかにして海を豊かにするのか。昔から、魚介類を増やすには水辺の森林を守ることが大切とされ、こうした森は「魚つき林」と呼ばれた。森の栄養が海の生き物を育てているのだ。現在、漁師たちが山の木を育てる「漁民の森」運動が全国で進められている。その科学的根拠ともなった「陸と海を結ぶ生態系」を解き明かす。(ブルーバックス・2010年2月刊) 「森を育てたら、魚が帰ってきた!」 いま注目される、森林が海の生物に果たす役割 森はいかにして海を豊かにするのか 昔から、魚介類を増やすには水辺の森林を守ることが大切とされ、こうした森は「魚つき林」と呼ばれた。森の栄養が海の生き物を育てているのだ。現在、漁師たちが山の木を育てる「漁民の森」運動が全国で進められている。その科学的根拠ともなった「陸と海を結ぶ生態系」を解き明かす。 森と海はつながっている――新たな視点で生態系を解明した衝撃の名著から16年。日本各地、さらには東南アジアまで飛び回り、海の再生に取り組み続ける著者が、最新の事例と研究成果を大幅加筆し内容を一新!

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