水とはなにか
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水とはなにか

ミズトハナニカ

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水は特殊な物質である! 水素と酸素からなる最も単純な化合物――水は、そのなじみの深さの割には特殊な物質だといえる。液体(水)の方が固体(氷)よりも密度が大きいこと、4℃で最大密度になること、物を溶かす能力がいちばんあること、表面張力がきわめて大きいことなど決して常識的な物質ではない。意外にも、水や氷の構造が本当の意味で理解できるようになったのはつい最近のことである。また、これら水の構造の解明によって、生命の営みがいかに水の様々な性質に負っているかがわかってきたのである。

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水とはなにか〈新装版〉
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水とはなにか〈新装版〉

発売日:2009年07月22日

水ほど特殊な物質はない!――水素と酸素からなる最も簡単な化合物。しかし、見かけは単純でも常識を超えた多様な性質を持つ。固体(氷)よりも液体(水)のほうが密度が高く、物質を溶かす能力は群を抜き、表面張力が極めて大きい。各種の化学反応の場となり、生命システムでも重要な役割を果たす「水」の不思議をさぐる。

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