
政党政治と天皇
セイトウセイジトテンノウ
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理想と危うさ、昭和天皇の政治関与 明治・大正・昭和の天皇は、政治にどう関与したのか?昭和天皇はなぜ、田中義一首相を問責したのか?東アジアの国際環境のうねりの中で、変容していく日本の君主制。明治天皇の死から5・15事件による政党政治の崩壊までを、日英比較を交え、さまざまな人々の生き様を通して描く。「倉富勇三郎日記」『牧野伸顕日記』「大正天皇実録」などから隠された事実を読み込み、新史料を駆使した意欲作。
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最新刊情報
政党政治と天皇 日本の歴史22
発売日:2010年04月13日
明治天皇崩御から五・一五事件へ―― 近代日本の君主制はなぜ崩壊に至ったか? 張作霖爆殺事件後、昭和天皇はなぜ田中義一首相を問責したか――。東アジアをめぐる国際環境のうねりのなか、変容していく近代日本の君主制。「天皇の政治関与」の理想と危うさとは。のびやかな大正時代が閉塞の昭和を迎える過程で、庶民は何を感じ、どう行動したか。明治天皇崩御から五・一五事件による政党政治の崩壊までを、斬新な視角で活写する。