政党政治と天皇  日本の歴史22

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政党政治と天皇  日本の歴史22

セイトウセイジトテンノウニホンノレキシ

講談社学術文庫

明治天皇崩御から五・一五事件へ――
近代日本の君主制はなぜ崩壊に至ったか?

張作霖爆殺事件後、昭和天皇はなぜ田中義一首相を問責したか――。東アジアをめぐる国際環境のうねりのなか、変容していく近代日本の君主制。「天皇の政治関与」の理想と危うさとは。のびやかな大正時代が閉塞の昭和を迎える過程で、庶民は何を感じ、どう行動したか。明治天皇崩御から五・一五事件による政党政治の崩壊までを、斬新な視角で活写する。


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目次

序章 一九二九年六月二十七日
第1章 大正政変
第2章 第一次世界大戦と日本の跳躍
第3章 原敬首相の信念――「秩序」の再生と漸進的改革
第4章 天皇と立憲君主制
第5章 改革のうねり――国際協調とデモクラシー
第6章 護憲三派内閣
第7章 北伐と御大礼
第8章 世界恐慌と立憲君主制の危機
終章 庶民文化と天皇

書誌情報

紙版

発売日

2010年04月13日

ISBN

9784062919227

判型

A6

価格

定価:1,496円(本体1,360円)

通巻番号

1922

ページ数

416ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

原本は、2002年、小社より刊行された。

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