
精神分析と自閉症 フロイトからヴィトゲンシュタインへ
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フロイト、ウィトゲンシュタイン、自閉症理解の変更を迫る画期的試み! 永らく精神分析の「躓きの石」であった自閉症。両者の不幸な出会いを、フロイト思想の原点「心理学草案」に戻ることによって解消し、さらにはウィトゲンシュタインの思考を媒介に、新たな自閉症理論を構築する。 【目次】 はじめに──ミッシング・ピースを求めて 第一章 超自我とマゾヒズムと二人のフロイト 一九二〇年代の課題 第二章 あらかじめ失われた出発点へ帰る 初期フロイトの「心理学草案」 第三章 否定の論理・去勢の論理 二項対立と無限 第四章 自閉症を社会学へと開く 部分と全体 第五章 スペクトラム化したセカイ ライトノベルと自閉症 第六章 精神分析・隠喩・自閉症 ラカン的視点から 第七章 ヴィトゲンシュタインと嵐の中の歩行者 無意味と無価値 第八章 黄昏の風景から 私にとっての自閉症 おわりに──深夜の断想 引用文献 初出一覧
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精神分析と自閉症 フロイトからヴィトゲンシュタインへ
発売日:2012年09月11日
フロイト、ウィトゲンシュタイン、自閉症理解の変更を迫る画期的試み! 永らく精神分析の「躓きの石」であった自閉症。両者の不幸な出会いを、フロイト思想の原点「心理学草案」に戻ることによって解消し、さらにはウィトゲンシュタインの思考を媒介に、新たな自閉症理論を構築する。 【目次】 はじめに──ミッシング・ピースを求めて 第一章 超自我とマゾヒズムと二人のフロイト 一九二〇年代の課題 第二章 あらかじめ失われた出発点へ帰る 初期フロイトの「心理学草案」 第三章 否定の論理・去勢の論理 二項対立と無限 第四章 自閉症を社会学へと開く 部分と全体 第五章 スペクトラム化したセカイ ライトノベルと自閉症 第六章 精神分析・隠喩・自閉症 ラカン的視点から 第七章 ヴィトゲンシュタインと嵐の中の歩行者 無意味と無価値 第八章 黄昏の風景から 私にとっての自閉症 おわりに──深夜の断想 引用文献 初出一覧