動くとき、動くもの
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動くとき、動くもの

ウゴクトキウゴクモノ

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美しい日本の風景を支える人の手があり、圧倒的な自然の力と折り合って生きるために砂防といういとなみがある。 25年前祖母幸田文が見つめた“崩れ”を孫奈緒が再訪した。時の流れと人のつながりに想いをこめて、確かな筆致で綴る感動の体験紀行。 動くとき、動くもの。山も川も、人の心も、動かぬものはありません。決別であり、同時にそこからの始まりでもあります。いつも変わらぬと思いこむのは、人が自分勝手な尺度ではかっているときばかりで、実際には目に見えぬ、人の尺度をこえた動きがあるのです。昔から言いつくされてきたこの世の無常にたどりついて、大きくひらけた心を持てたような気がします。――本文より

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動くとき、動くもの
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動くとき、動くもの

発売日:2005年11月15日

緑豊かな自然の中で、日々山が崩れ、河が荒れる――。祖母・幸田文が著した名作『崩れ』の地を再訪。そこで出会った人々と、寡黙だがかけがえのない「砂防」という営み。 「山も川も、人の心も、動かぬものはありません。決別であり、同時にそこからの始まりでもあります」著書の目と心に映る景色を確かな筆致で綴る。(講談社文庫) 祖母・幸田文が訪れた地――再訪して綴る想い 緑豊かな自然の中で、日々山が崩れ、河が荒れる――。祖母・幸田文が著した名作『崩れ』の地を再訪。そこで出会った人々と、寡黙だがかけがえのない「砂防」という営み。 「山も川も、人の心も、動かぬものはありません。決別であり、同時にそこからの始まりでもあります」著書の目と心に映る景色を確かな筆致で綴る。

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