内省と遡行
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内省と遡行

ナイセイトソコウ

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現代の思想界をリードする柄谷行人の新著.意識の存在をニーチェ,フッサールの認識から説きおこし,ソシュールのラング,ホワイヘッドの数学構造から明視する.他に「言語・数・貨幣」を収録する.

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内省と遡行
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内省と遡行

発売日:2018年04月12日

1969年、漱石論で文芸評論家として出発した著者が、『日本近代文学の起源』を経て85年の『探究』連載を前に格闘した、哲学的評論「内省と遡行」と「言語・数・貨幣」。否定に否定を重ねながら、〈内部〉に留まることを徹底して〈内部〉を自壊に導き、〈外部〉へ出ることをめざした本書は思想家誕生の軌跡であり、「驚くべき戦争の記録」(浅田彰)でもある。極限まで思考する凄味に満ちた名著。

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