
日露戦争と新聞 -「世界の中の日本」をどう論じたか
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新聞の黄金期、戦争と外交はどう書かれたか? 高級紙「時事新報」、政府系「東京日日新聞」、イエロージャーナリズム「萬朝報」…。大国との戦争へと向かう日本と世界を、いかに論じたか。メディア史研究の試み。 【目次】 はじめに 第一章 日英同盟への期待と危惧 1. 日英同盟を言祝ぐ人々 2. 「有力新聞」による批判 3. 揺れる同盟への評価 第二章 開戦論への道 1. 日露関係の緊張 2. ロシア・イメージの悪化と「七博士意見書」 3. 韓国問題と開戦論 4. 開戦論の完成──「文明国」としての日本 第三章 日露戦争勃発 1. 「野蛮」としてのロシア 2. 内なる敵を求めて──「露探」問題と国民意識 3. 戦時下の同盟国観 第四章 韓国の保護国化 1. 日韓議定書の締結 2. 「韓国荒蕪地開拓案」をめぐる論争 3. 韓国擁護論の不在 4. 保護国化と統治方法 第五章 戦争の終わり 1. ロシア社会への希望?──議会改革と革命運動 2. 台頭するアメリカ──戦争協力と移民問題 3. ポーツマス講和会議と日比谷焼打事件 4. 第二次日英同盟の発表 終章 日露戦後の新聞界 1. 「一等国」日本と外国認識 2. 大企業化する新聞社 3. 新聞論調から歴史を見るということ 註 あとがき 索引
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日露戦争と新聞 -「世界の中の日本」をどう論じたか
発売日:2009年11月12日
新聞の黄金期、戦争と外交はどう書かれたか? 高級紙「時事新報」、政府系「東京日日新聞」、イエロージャーナリズム「萬朝報」…。大国との戦争へと向かう日本と世界を、いかに論じたか。メディア史研究の試み。 【目次】 はじめに 第一章 日英同盟への期待と危惧 1. 日英同盟を言祝ぐ人々 2. 「有力新聞」による批判 3. 揺れる同盟への評価 第二章 開戦論への道 1. 日露関係の緊張 2. ロシア・イメージの悪化と「七博士意見書」 3. 韓国問題と開戦論 4. 開戦論の完成──「文明国」としての日本 第三章 日露戦争勃発 1. 「野蛮」としてのロシア 2. 内なる敵を求めて──「露探」問題と国民意識 3. 戦時下の同盟国観 第四章 韓国の保護国化 1. 日韓議定書の締結 2. 「韓国荒蕪地開拓案」をめぐる論争 3. 韓国擁護論の不在 4. 保護国化と統治方法 第五章 戦争の終わり 1. ロシア社会への希望?──議会改革と革命運動 2. 台頭するアメリカ──戦争協力と移民問題 3. ポーツマス講和会議と日比谷焼打事件 4. 第二次日英同盟の発表 終章 日露戦後の新聞界 1. 「一等国」日本と外国認識 2. 大企業化する新聞社 3. 新聞論調から歴史を見るということ 註 あとがき 索引