埠頭の風
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埠頭の風

フトウノカゼ

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シーボルトとお稲の父子の相克を哀切に描く国禁を犯して追放された医師シーボルトは30年振りに来日し、その娘、お稲と対面するが、彼女の表情は硬かった。父子の愛の相克を描く表題作他5編収録の短編集

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埠頭の風
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埠頭の風

発売日:1992年09月03日

幕末から明治の激変期を、熱く描く短編集。日本を追われたシーボルトが、許されて再び長崎港の岸壁を踏んだとき、娘お稲の胸中には……。文明開化の日本人と、訪れてきた異邦人との愛憎を描く傑作短編他。

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