
マルトク 特別協力者 警視庁公安部外事二課 ソトニ
マルトクトクベツキョウリョクシャケイシチョウコウアンブガイジニカソトニ
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諜報ミステリーの新星が放つ渾身作。東京で元警察庁長官が狙撃される。一方、ニューヨークでは、日本総領事館に亡命を求めやってきた北朝鮮外交官が暗殺される。事件の背後に垣間見えるのは、終戦時、日本に見捨てられ、彼の地に取り残された母子の、壮絶な運命――。官僚組織に打ち捨てられた人々の苦悩。それを踏み台に北朝鮮「体制崩壊後」の利権を狙う政財官。国民の命をかえりみない無情な奴らに、公安警察の「狂犬」が挑む! 戦後70年の節目に、諜報ミステリーの新星が放つ渾身作。東京で元警察庁長官が狙撃される。一方、ニューヨークでは、日本総領事館に亡命を求めやってきた北朝鮮外交官が暗殺される。一連の事件の背後には、終戦時、日本に見捨てられ、彼の地に取り残された母子の、壮絶な運命が垣間見える――。 戦後日本の官僚組織に打ち捨てられた人々の苦悩。そして北朝鮮の「体制崩壊後」を睨み、利権を狙う政財官。国民の命をかえりみない無情な奴らに、はぐれ者の元公安スパイハンターが挑む。 あの戦争の悲劇を思い、今後の日朝関係をも暗示する、必読の書。
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警視庁公安部外事二課 ソトニ イリーガル 非公然工作員
発売日:2017年11月21日
警察組織の頂点に立つ内閣官房副長官が、何者かに狙撃された。一方ニューヨークでは、北朝鮮の高級外交官が日本総領事館に亡命したいと訴える。保護を命じられたのは、元警視庁公安部外事二課(ソトニ)の伝説の刑事・筒見慶太郎だった。しかし、筒見が用意した「セーフハウス」で、北の外交官は無惨な死体となって見つかった。「日本にいる『亡霊(マンリョン)』を守ってくれ」という言葉を残して――。 公安警察を取材しつづけてきた著者が放つ渾身作。 東京で、元警察庁長官が狙撃される。一方、ニューヨークでは、北朝鮮の外交官が、日本総領事館に亡命を求めやってきた。 公安組織と対立し、在外公館の警護官として飛ばされていた一匹狼・筒見慶太郎が保護したその外交官は、絶対に場所が漏れないはずの「セーフハウス」で暗殺される。 「日本にいる『亡霊(マンリョン)』を守ってくれ」と言い残して……。 事件の背後に垣間見える、終戦時、日本に見捨てられ、彼の地に取り残された母子の、壮絶な運命。 戦後日本の官僚組織に打ち捨てられた人々の苦悩。それを踏み台に、北朝鮮の「体制崩壊後」を睨み、利権を狙う政財官。 北朝鮮に潜入した情報調査官が帯びた「密命」とは何だったのか。 果たして、日本の中枢にいる「亡霊」の正体とは。 そして、その秘めた狙いは――。