食と医療 2017SPRING-SUMMER Vol.1

食と医療

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 近年の栄養学の進歩は目覚ましく、今まで不明であった食や栄養の我々の体や疾病への影響が次々と明らかになりつつあります。しかし、これらの情報が医療者、また一般の方々に十分理解、浸透していないことに驚く部分もあります。今回、主に医療にかかわる専門家に食、栄養の正しい情報を提供することを目的として「食と医療」を創刊いたします。本誌は食、栄養の正しい理解の浸透と、栄養学の啓発につなげることを目的といたします。 取り上げる分野は幅広く、食の機能、疾病との関係、栄養の摂取法、アレルギー、老年医療における食の在り方など、食と医療について、医療現場で必ず役立つ特集、論文をわかりやすく、精力的に紹介していきます。

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食と医療 33号 SPRING-SUMMER
最新刊情報

食と医療 33号 SPRING-SUMMER
05月07日発売予定

発売日:2025年05月07日

特集1 疲労と栄養  疲労感を軽減する食事とは? ■ニンニク由来成分 S-アリルシステインの機能性から考える 疲労軽減効果のメカニズム  日本大学薬学部薬理学研究室 小菅康弘、南郷拓嗣、宮岸寛子 ■疲労と還元型コエンザイムQ10 文教大学 藤井健志 疲労に対するクエン酸の効果  昭和女子大学食健康科学部健康デザイン学科 渡辺睦行 ■コラーゲンペプチドの継続摂取は疲労感を軽減する  株式会社ニッピ バイオマトリックス研究所 桑葉くみ子 ■腸-骨格筋軸から考える運動機能を高める食  京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 栄養科学 青井 渉、重田 光歩 特集2 お米の科学 お米に秘められた健康効果 ■白米タンパク質の生活習慣病への影響  新潟工科大学工学部 食品・環境化学系 久保田真敏 ■高圧加工米のヒト血糖調節能改善効果 Science of Rice  信州大学大学院医学系研究科・スポーツ医科学講座、信州大学バイオメディカル研究所、熟年体育大学リサーチセンター 増木静江、森川真悠子  信州大学大学院医学系研究科・スポーツ医科学講座、熟年体育大学リサーチセンター 降幡真由佳  信州大学大学院医学系研究科・スポーツ医科学講座 相田隆道、眞鍋憲正  信州大学大学院総合理工学研究科農学系・食品生命科学分野 前川亜希、藤田智之  信州大学大学院医学系研究科・e-ヘルスサイエンス講座、熟年体育大学リサーチセンター 能勢 博 ■新しい腎臓病の食事療法: 低たん白質加工玄米(JAS0027)による腸腎連関の改善と効果  メデイカルライス協会代表理事、東京農業大学 渡邊 昌  徳島大学医学部腎臓内科 脇野 修  良秀会藤井病院腎・透析センター 雑賀保至  名嘉村クリニック臨床研究支援センター 井関邦敏 ■突然変異育種の原理と突然変異品種の安全性について  元農研機構バイオマス研究統括監(元農業生物資源研究所 放射線育種場長) 中川 仁 ■機能性成分を残した新精米法による 新たな機能性米「金賞健康米」  近畿大学農学部応用生命化学農学科 白坂憲章 TOPICS 第33回  緑茶は認知機能の低下や認知症発症のリスクを下げるのか? 名鉄病院 院長 葛谷雅文 注目論文紹介  石巻赤十字病院医療技術部栄養課 管理栄養士 後藤美紅 食事ガイドライン  第33回 アメリカ人のための食事ガイドライン2020-2025  名古屋学芸大学大学院栄養科学研究科 下方浩史 愛知淑徳大学健康医療科学部 安藤富士

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