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カワセカズマ マクラノソウシ
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『源氏物語』が「あはれ」の世界なら、『枕草子』は「をかし」の世界という。才たけた美貌の中宮・定子の豊かな文芸サロン。その自由で対等な、エスプリに溢れ、遊び感覚の男と女の交歓を、とりわけ中宮への深い敬慕をこめ、清少納言が、鋭い感性と知的批評的精神で活写した。平安の華麗な中宮生活の実態をつづった、唯一の記録文学。原文の巧みな表現を生かした、川瀬一馬の全訳付き。
発売日:1987年04月08日
春は曙。夏は夜。秋は夕暮。冬は早朝(つとめて)。……説経師は顔の美しいのがよい。又、見習いするのは欠伸(あくび)、ちごども……、とか。この感覚は現代に息づく。にくきもの、すさまじきもの、どの段から読んでもおもしろく、今感覚あふれた、清少納言の手による、エッセイの不易の古典。本書は盤斎抄を底本に、原文の巧みな表現を生かした全訳付き。全二冊。批評的精神がとらえた「をかし」の世界!
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