
水戸黄門 中将鷹
ミトコウモン チュウジョウタカ
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新婚の夢も消えぬうちに妻・尋子に先立たれた光国は、悲しみの中で念願の大日本史編纂に打ちこんでいた。侍女に懐妊させ水子にせよと命じたわが子が、ひそかに兄・頼重のもとで育てられていると聞いて、喜びの感情がわいてきたが、さらに父・頼房を失い、重い責任が光国の肩にかかっていく。ときに光国34歳。水戸家二代の主・光国は、四代将軍・家綱の継嗣問題でその弟・館林綱吉を推し、名実ともに天下の副将軍として活躍する。 新婚の夢消えぬうちに妻に先立たれた光国は、悲しみの中にも大日本史編纂に打ち込む。侍女を懐妊させ、水子にせよと命じたわが子は兄頼重のもとで無事に。しかし父頼房を失い、重責は光国の肩に‥‥。水戸家二代の主となった光国は、いまや四十一歳の男盛りとなった。四代将軍家綱の継嗣問題に当たっては、その弟館林綱吉を推し、名実ともに天下の副将軍としての貫禄は、いよいよ重みを加えてきた。〈中将鷹 上下 全八巻〉
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水戸黄門(四)中将鷹(下)
発売日:1980年02月12日
父・頼房のあとをついで、水戸家2代のあるじとなった光国は、再婚もせず、兄の高松城主・頼重の長子・綱方を世嗣にもらいうけ、その大成を楽しみにしている。4代将軍・家綱の継嗣問題に、その弟・館林綱吉をおし、天下の副将軍としての貫録はいよいよその重さを加え、いまや41歳の男盛りとなった。 新婚の夢冷めぬうちに先だった妻。光国は悲しみの中にも大日本史編纂に打ち込む。侍女に懐妊させ、水子にせよと厳命したわが子は兄頼重のもとで無事に。しかし父頼房を失い、重責はひとり光国の肩に‥‥。水戸家二代目の主となった光国は、いまや四十一歳の男盛りとなった。四代将軍家綱の継嗣問題に当たっては、その弟館林綱吉を推し、名実ともに天下の副将軍としての貫禄はいよいよ重みを増してきた。〈中将鷹 上下 全八巻〉