奇跡
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キセキ

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発売たちまち10万部突破! amazon(本・売れ筋ランキング2.19調べ)1位! オリコンランキング文芸書(2.21-27)1位! 一気に読み切った後の温かい愛の余韻を、 今も感じている。    都倉俊一(作曲家) パリの友人Tは、がんじがらめに繋がった世界に、 愛とアートで奇跡のスキマをあけた。    隈研吾(建築家) 「奇跡」というタイトルとは裏腹に、 自分のすぐ身近で起きた出来事のようで 圧倒的なリアリティにページをめくる手が止まらなかった。    藤田晋(サイバーエージェント代表取締役) 愛ってなんて尊くて美しくて強いんだろう。 愛というものについてとてつもない勇気をいただきました。    JUJU(歌手) こんな恋がしたいと憧れる人がいれば、 ただの不倫でしょ!と目を背ける人もいるでしょう。 羨望、嫉妬、軽蔑……。 全てを引き受ける林真理子さんの筆が奇跡です。    井上由美子(脚本家) 漫画家やってると「私の人生を漫画にしてよ」とよく言われるものですが、 こんな物語だったら……そりゃ描きたくなりますよ!!!    東村アキコ(漫画家) 男は世界的な写真家、女は梨園の妻 「真実を語ることは、これまでずっと封印してきました」 生前、桂一は博子に何度も言ったという。 「僕たちは出会ってしまったんだ」 出会ってしまったが、博子は梨園の妻で、母親だった。 「不倫」という言葉を寄せつけないほど正しく高潔な二人ーー。 これはまさしく「奇跡」なのである。 私は、博子から託された”奇跡の物語”をこれから綴っていこうと思う。 数々の恋愛小説を手掛けた林真理子が、一生に一度描かずにはいられなかった ”本当にあった”愛の物語。 38年ぶりの書き下ろし!

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発売日:2025年02月14日

あのベストセラー、待望の文庫化! 「不倫」という言葉を寄せつけないほど二人は正しく高潔であった。 これは、本当にあった「奇跡」の愛の物語。 「真実を語ることは、これまでずっと封印してきました――」 男は世界的な写真家。 女は梨園の妻で、母親だった。 「不倫」という言葉を寄せつけないほど正しく高潔な二人。 これはまさしく「奇跡」なのである。 作家の私は、博子から託された"奇跡の物語"を綴ってゆく。 著者の三十八年ぶり書下ろし小説が文庫化。  〈田原桂一君へ  君が再婚したことには驚かへんけど、まさか君が梨園の妻の博子さんと「出会ってしまった」という運命的な言葉の背後にしか生きられへんと悟ったことが「奇跡」やったんか。(略)  君のあの人懐っこい微笑が、まさか死の悲しみを内包しとったんかということは知るよしもなかった。博子さんは君から生の歓びと同時に死の悲しみを贈られて、君は一人旅立った。因果な歌舞伎の前世物語みたいで、不憫でならない。〉  ――横尾忠則(「朝日新聞」2022年4月9日付)

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