
松尾芭蕉を旅する 英語で読む名句の世界
マツオバショウヲタビスル エイゴデヨムメイクノセカイ
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英語で読めば、古典はもっとよくわかる!アイルランド出身の詩人・翻訳家で日本の古典に通じた著者が、「奥の細道」をはじめ春夏秋冬の旅で詠まれた芭蕉の名句80句を精選。的確で美しい英訳とともに、現代語訳と、わかりやすい解説で芭蕉の新たな魅力を発見する。最良の古典ガイドブック! 【芭蕉の句】 旅人と我名よばれん初しぐれ 【英訳すると⇒】 First winter showers! call me by my true nameー Traveler! 【解説より抜粋】 「(旅人と)よばれん」という表現には、旅に生きた先人と同じく、旅人になろうとする決意が込められている。初冬の景物である時雨とともに旅立つ以上、これから厳しくなっていく寒さに耐えながら進まなければならない。英訳では、旅人として生きる覚悟が伝わるように、「call me by my true name―Traveler!」とした。意訳ではあるが、結果としてこの句の真髄に迫る訳になったと思う。
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松尾芭蕉を旅する 英語で読む名句の世界
発売日:2021年12月09日
英語で読めば、古典はもっとよくわかる!アイルランド出身の詩人・翻訳家で日本の古典に通じた著者が、「奥の細道」をはじめ春夏秋冬の旅で詠まれた芭蕉の名句80句を精選。的確で美しい英訳とともに、現代語訳と、わかりやすい解説で芭蕉の新たな魅力を発見する。最良の古典ガイドブック! 【芭蕉の句】 旅人と我名よばれん初しぐれ 【英訳すると⇒】 First winter showers! call me by my true nameー Traveler! 【解説より抜粋】 「(旅人と)よばれん」という表現には、旅に生きた先人と同じく、旅人になろうとする決意が込められている。初冬の景物である時雨とともに旅立つ以上、これから厳しくなっていく寒さに耐えながら進まなければならない。英訳では、旅人として生きる覚悟が伝わるように、「call me by my true name―Traveler!」とした。意訳ではあるが、結果としてこの句の真髄に迫る訳になったと思う。