パンとサーカス
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パンとサーカス

パントサーカス

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政治的関心を失った民衆には、食料(パン)と見世物(サーカス)を与えておけば支配は容易い。 戦争、犯罪、天災、疫病――どれもがサーカスとなる。 不正隠蔽の犠牲となった父親の復讐を果たすため、CIAエージェントになった男は、 日・米両政府の表と裏を巧みに欺き、いつしか日本国民の仇をとる。 ヤクザの二代目、右翼のフィクサー、内部告発者、ホームレス詩人…… 世直しか、テロリズムか? 諦めの横溢する日本で、いざ、サーカスの幕が上がる! 「私の暴走にどうかお付き合いください」 ――島田雅彦 メディアやSNSで話題沸騰! 続々重版!  いま、もっとも読まれている”政治小説(エンターテインメント)” 日米同盟という名の永続占領から自由日本を開放する 革命戦士たちの叙事詩 ――前川喜平 スケールの大きな謀略小説であり、極辛の政治風刺劇であり、 極太のエンターテインメントである ――鴻巣友季子 パンとサーカスさえ与えておけば国民はおとなしくしているなんて思っているヤツらに 一泡吹かせたい ――永江 朗 私たちが夢想する革命に立ち上がる主人公に 快哉を叫んだ! ――立川談四楼

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パンとサーカス
最新刊情報

パンとサーカス

発売日:2024年10月16日

日本を“奪回”するために戦う テロリストたちの冒険譚(エンターテインメント) 戦後日本が抱え込んでいるトラウマである「アメリカの属国」という屈辱的なステイタスから身をふりほどき、 国家主権の回復、「自由日本」の創建をめざして戦うテロリストたちの冒険譚なんですから、痛快でないはずがない。 (略)今の日本人にもっとも必要なのは秩序を紊乱することができるほどの想像力の暴走である。 島田さんはそう考えてこの小説を書いた。(内田 樹「解説」より) 世直しか、テロリズムか? 壮大な政治冒険小説。 父の復讐のためCIAエージェントになった男は、日米両政府の表と裏を巧みに欺き「その時」が訪れるのを待つ。 親友のヤクザ二代目、聖母のごとき介護ヘルパー、ホームレス詩人、告発者、大物フィクサーらが集い引き起こされるのは世直しか、テロリズムか? いざ、サーカスの幕が上がる。壮大な政治冒険小説(エンターテインメント)。

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