
学術文庫復刊
ガクジュツブンコフッカン
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「私は、普通の教科書ではひじょうに簡単にしか書かれていないようないくつかの基礎的な問題を、ていねいに解説してみることにしました。……この本のもう一つの特徴は、いわゆる近代経済学か、マルクス経済学か、というような原理体系の対立に一つの解決をつけていることです。……しかし、もっと重要なことは、この本が、応用可能な原理をみずから体得してもらおうという姿勢で書かれていることです」(著者「まえがき」より)
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現代批評の遠近法
発売日:1998年03月10日
ポスト・モダニズムは、その内実がよく理解できるようになるに従って、文学にとっても思想にとっても反動的性格を持つものであることが見えてきた。この評論集1冊は、そういった文学と思想の潮流に対する対抗である……。〈在日〉の苦しみを深く表現した金鶴泳文学への共感に始まり、〈20世紀末の無神論〉としてポスト・モダニズムから、昭和と天皇制の問題をも考察。竹田思想の真髄を示す好著。